大人の時間割

日々是好日

内向型人間の生き方

 世間一般的には外向型人間が好ましく思われやすい。例えば採用面接でも明るい人を採用したがるし、採用された後も人当たりがよくて、飲み会にも積極的に出席するような人間だ。休日はスポーツをし、後輩の面倒も積極的に面倒を見る。そういった人が日本社会では好まれる傾向にある。

 一方で内向型人間はどちらかというとネガティブな評価を受けやすい。職場ではあまりコミュニケーションを取らないし、飲み会にもあまり行かないので、何考えているかわからない、といった評価を受けることもある。筆者もどちらかいうと内向型人間ではあるが、内向型人間の強みはわりと家で本を読んだり、じっくり考え事をする機会が多いことだと思う。そのため、人とは違う独創的な考え方をしたり、物事の分析力に優れたタイプが多いようにも思う。また、金銭的にも外向型人間ほど外に出て使う機会が少ないので堅実派が多いように思う。それなりに内向型人間にもメリットが多いと思うので、人生に生きづらさを感じている人は違うフィールドで頑張ればいいと思う。例えばネットの世界だ。ネットの世界はPCがあればお金を稼げるし、そういう分野で努力すればいい。SNSもあるのでコミュニケーションも家にいながら行える。最近はプライムビデオ等家でも娯楽が充実している。わざわざ外に出て、不得意なフィールドで努力する必要はないだろう。

甘い物等食べたい時のコントロール

  お菓子などジャンクフード系の食欲がわいた時は睡眠ファーストでいいと思う。睡眠が減っていると食欲を制御するホルモンがうまく働かなくなるからだ。睡眠不足は過食とも関連がある。実際昼寝をした後だと食欲がなくなることも多い。

 その他にも日頃から野菜を中心とした食事を続けると良いと思う。動物性蛋白質を極力減らし、できるだけ味付けも薄いものを食べるようにする。そうすると、お菓子を食べたい等の欲求が減るように思う。脳はある刺激に慣れてしまうと、より強い刺激を求めるようにできているため、仏教でいう執着や、煩悩が増幅されるようになる。禅僧が味の薄い精進料理や、動物性のものを避けるのにはこういった欲望のコントロールとも関連していると思う。よって完全に肉等を絶つ必要はないと思うが、それなりに減らし、睡眠をできるだけ多く確保する生活を続けることが食欲のコントロールに重要だと思う。

画面が大きいのは正義

 移動でたまにノートPCを持ち歩く。圧倒的に大画面の検索はやはり便利だ。スマホとは桁違いに情報量が多く、便利だと思う。スマホのメリットは携帯性と言うか重量が軽いことと、片手で操作出来ることだ。しかし、そのデメリットを感じない人であれば基本、モバイルルーターとノートPCの組み合わせが最強だと思う。

 どんな環境でも画面が大きい+画面が多いのは作業効率UPにつながる。画面が小さいと無意識にストレスも増すので、できるだけ大きい画面を確保するよう仕事やプライベートでは意識したい。そういう意味では最近スマホを手放してもいいのかな、とも思う。スマホでできることは大体Macでできる。できないことは電話とアプリゲームくらいだろう。最も電話はIP電話アプリでも入れておけばいいし、アプリゲームは携帯ゲーム機(ゲームに特化したものの方)が満足度は高いかもしれない。モバイルするものは正直、まだ試行錯誤中だし、重さとのトレードオフではあるけれど画面が大きいことだけは正義だと思う。

風呂ファースト

 最近気づいたことだが、夕食を先に食べるより、先に風呂に入る方が夜の時間を有効に使える事がわかった。つまり同じ事をやっていても時間がかかるのは先に食事を取った場合だ。原因は色々考えられるが、先に食事を取ってしまうと恐らく満腹中枢が働き、行動が鈍ってしまう、あるいは判断が鈍くなってしまうのだと思う。

 逆に先に風呂に入った場合、入浴により、血液循環がよくなり、ストレスが解消され、食べ過ぎる事も減るし、食後にダラダラする機会も減るように思う。そのため、些細なことかもしれないが、アフター5は食事よりも風呂を優先させる「風呂ファースト」が有効なのではないかと思う。

家事と科学と教養

 家事をするにしても科学的な知識は大事だと思う。例えば、フライパンの油汚れを落とすのにどういう洗剤を使えばいいかの判断もできるし、肉はどの程度加熱すれば一番おいしくできるか、といった判断が可能になる。

 また、寝るときも、寝室の最適な湿度や温度の計算をし、エアコンや加湿器の調整もできる。栄養学を知っていれば、毎日何をどれぐらい食べるべきかの計算もできる。科学は日常に関係ないものも多いが、知っていると何をどうすればよいかの判断基準になりうる。そういう意味では、科学も含め、判断力を高めるという意味では教養は重要だと思う。

時間の有効な使い方

 時間を有効に使う方法は誰しも考えるものである。一つ確実なのは、物事はこまぎれにやると以外と効率が悪いということだ。

 基本的には人間は作業の切り替えにエネルギーを要する。また、集中力も切替時にとぎれるため、作業はある程度連続して行う必要がある。そのため、雑用等はまとめて行う方がいい。雑用に限らず、まとめて行える仕事はある程度、まとめてやった方が能率が良い。そのためには、似ている仕事をまとめて行うことが時間管理のコツだ。例えば、スーパーに行く頻度を下げれば、レジに並ぶ時間等も一回で済む。1日に何回も伝票を処理する作業があるならそれをまとめて行う、あるいはメールチェックの時間も1日のうち何回かにまとめて行う、等といったことだ。自分が細切れにやっているものはできるだけ頻度を下げてみる努力をすることが大事である。

仕事における国語力の重要性

 仕事において、コミュニケーション力が大事だと言われるが、仕事において誰彼かまわずコミュニケーションを取ることが重要ではないと思う。重要なのは、意思の疎通を図ることであり、相手の言いたいことを確認できる能力と、自分の言いたいことを相手に伝えることこそが本質的に重要である。つまり、そのコミュニケーション力とは国語力を意味していると思う。

 学校で習う国語はある意味役に立つものと役に立たない物が混在している。小説の心情読解や、古文の文法等は仕事において役に立たない分類だといえるが、現代文の文中から根拠を探すトレーニングや、接続詞を選ぶ問題は仕事においても役に立つ。何故なら、それらは相手の意図を正しく汲み取るためのトレーニングになるからだ。また小論文等を書くことは自分の言いたいことを正確に、説得力を持って伝える訓練になると思う。なので、社会人は時々、国語の勉強をするべきだと思う。国語力が低下すると、周囲に誤解を招き、ある意味で仕事がやりづらくなると思う。