大人の時間割

日々是好日

自分を見失うとき

 ストレスにさらされたり、何かに没頭しているとき、人は我を見失うことが多い。逆に他人がやっていることは冷静に忠告できたり、笑えたりする。人は感情的な負荷が自身に大きくかかると良い意味でも悪い意味でも我を失ってしまうと思う。そういうときは立ち止まるのが一番だ。例えば瞑想をする、何もせずぼーっとする等だ。人は何かをしていないときは目の前にあることに反応するのではなく、頭の中で考える。そうすると感情よりも自分の内省を行うことが多いと思う。内省が行われていれば冷静になるので、我を見失わず、第三者の視点で物事を見ることが可能となる。脳科学的にもぼーっとすることの重要性を書いた書籍はある。あながち嘘ではないのだ。だから忙しいときなどは必ず何もしない時間を作るべきである。そうしないとただタスクをこなしているマシンとなっていまい、それはコンピュータと何ら違いが生み出せない。人間は立ち止まって考えるからこそ人間なのだから。