気分について
気分の浮き沈みというのは誰しも訪れる。個人的には何故、気分の浮き沈みが起こるのか疑問であったので考えてみる。
①肉体的、精神的に疲労している
疲労すると誰しも気分が落ち込む。逆に体調が万全な時は気分は上昇するものである。肉体と精神はつながっているというが、肉体の状態によって浮き沈みはあるものである。
②腸内細菌のバランスが崩れている
近年の科学研究では、腸内細菌の状態がうつ病に関係しているという研究結果が出ている。油っこいジャンクフードをたくさん食べる、あるいはアルコールを摂取し過ぎる生活を
続けると腸内の悪玉菌が増え、それが精神に影響を及ぼすのだという。つまり、乳酸菌を摂取し、食物繊維の多いものを食べることに務めるべきだ。
③ホルモンバランスが崩れている
男性、女性ともホルモンバランスは重要だ。特に女性は排卵の周期により、気分が上下することが知られているが、ホルモンの放出の度合いにより、気分の浮き沈みが起こる。
これについては、漢方薬や、西洋薬、サプリメントに頼る方が良いのかもしれない。
④日光不足
気分が沈むという点で言えば、日照不足も影響しているのでないかと思う。太陽光を浴びると人間は気分が上昇する物質が体内で生成される。逆に室内で光を浴びない生活を送っている
とそれらが不足し、気分が沈むことが起こる。
これらの要因をまとめると、やはり体調管理の一言に尽きる。和食等伝統的に腸内細菌が整う生活をし、たまに漢方薬を飲み、外出して、運動不足に陥らないようにする。こういった
当たり前の生活の積み重ねが気分障害を防ぐのでないか、とも思う。