大人の時間割

日々是好日

風呂ファースト

 最近気づいたことだが、夕食を先に食べるより、先に風呂に入る方が夜の時間を有効に使える事がわかった。つまり同じ事をやっていても時間がかかるのは先に食事を取った場合だ。原因は色々考えられるが、先に食事を取ってしまうと恐らく満腹中枢が働き、行動が鈍ってしまう、あるいは判断が鈍くなってしまうのだと思う。

 逆に先に風呂に入った場合、入浴により、血液循環がよくなり、ストレスが解消され、食べ過ぎる事も減るし、食後にダラダラする機会も減るように思う。そのため、些細なことかもしれないが、アフター5は食事よりも風呂を優先させる「風呂ファースト」が有効なのではないかと思う。

家事と科学と教養

 家事をするにしても科学的な知識は大事だと思う。例えば、フライパンの油汚れを落とすのにどういう洗剤を使えばいいかの判断もできるし、肉はどの程度加熱すれば一番おいしくできるか、といった判断が可能になる。

 また、寝るときも、寝室の最適な湿度や温度の計算をし、エアコンや加湿器の調整もできる。栄養学を知っていれば、毎日何をどれぐらい食べるべきかの計算もできる。科学は日常に関係ないものも多いが、知っていると何をどうすればよいかの判断基準になりうる。そういう意味では、科学も含め、判断力を高めるという意味では教養は重要だと思う。

時間の有効な使い方

 時間を有効に使う方法は誰しも考えるものである。一つ確実なのは、物事はこまぎれにやると以外と効率が悪いということだ。

 基本的には人間は作業の切り替えにエネルギーを要する。また、集中力も切替時にとぎれるため、作業はある程度連続して行う必要がある。そのため、雑用等はまとめて行う方がいい。雑用に限らず、まとめて行える仕事はある程度、まとめてやった方が能率が良い。そのためには、似ている仕事をまとめて行うことが時間管理のコツだ。例えば、スーパーに行く頻度を下げれば、レジに並ぶ時間等も一回で済む。1日に何回も伝票を処理する作業があるならそれをまとめて行う、あるいはメールチェックの時間も1日のうち何回かにまとめて行う、等といったことだ。自分が細切れにやっているものはできるだけ頻度を下げてみる努力をすることが大事である。

仕事における国語力の重要性

 仕事において、コミュニケーション力が大事だと言われるが、仕事において誰彼かまわずコミュニケーションを取ることが重要ではないと思う。重要なのは、意思の疎通を図ることであり、相手の言いたいことを確認できる能力と、自分の言いたいことを相手に伝えることこそが本質的に重要である。つまり、そのコミュニケーション力とは国語力を意味していると思う。

 学校で習う国語はある意味役に立つものと役に立たない物が混在している。小説の心情読解や、古文の文法等は仕事において役に立たない分類だといえるが、現代文の文中から根拠を探すトレーニングや、接続詞を選ぶ問題は仕事においても役に立つ。何故なら、それらは相手の意図を正しく汲み取るためのトレーニングになるからだ。また小論文等を書くことは自分の言いたいことを正確に、説得力を持って伝える訓練になると思う。なので、社会人は時々、国語の勉強をするべきだと思う。国語力が低下すると、周囲に誤解を招き、ある意味で仕事がやりづらくなると思う。

エビデンスの確認されている飲み物 コーヒー

 コーヒーはある意味、科学的エビデンスの多い飲み物である。まず第一に肝臓の健康に効果がある。コーヒーが肝臓疾患の予防に有益だという結果が出ているからだ。また、含まれるカフェインがパーキンソン病等の神経疾患に有益だという結果もある。また、認知症についても一定のカフェインに予防効果があることが認められている。カフェインに耐性がない人はともかく、一定量のコーヒーの摂取は仕事能率のみでなく、健康リスク低減のため時々飲むことは効果的だろうと思う。

 基本的に食べ物には何らかの健康効果があると思うが、体に不必要な物質も取り込む可能性もある。コーヒーは比較的、後者が少ない飲み物であると思うので、おすすめしたい。

過去を振り返る意味

 ブログや手帳で過去を振り返ることは大事である。何故なら、時間を浪費する人はたいがい過去の些細な失敗を活かせていないからだ。そして、同じ失敗を繰り返す。時間を浪費するということは人生で一番貴重な資源を無駄遣いしているわけだから、そういう意味では幸福度にも影響してくる。

 人生の幸福度を高めるには、そういう意味でも過去の振り返りを時々行う機会を設けたほうが良い。具体的なやり方としては、日記を書くのが一番だろう。行動や、感情、数値など振り返る対象はなんでも良いと思う。大事なのは振り返るという作業そのものである。だから、過去について、書いてみることがシンプルだが効果的だと思う。また補助的なツールとして、ITによるログを取ることもいいかもしれない。特に数値については、そういったICT機器でログをとり、時々振り返ってみると良いと思う。

ナイトランの有用性

 たまに仕事が終わって走りたくなる。厳しい夏が終わり、走っても汗をかかない季節になってきたので夜走ることがある。ナイトランのメリットは人目があまり気にならないことである。

 例えば仕事がおわってそのままの格好で走ってもあまり気にされない。暗いので周囲の安全は気にして走った方がいいが、気軽に走ることができるのは怠惰な人にとってはよいと思う。もう一つこれも見た目であるが、人が少ないので全力で走れることだ。全力で走っている時は凄まじい顔で走っているが、それも気にしなくていい。

 また、全力で走ることは日々のストレス解消にも都合がいい。散歩等軽い運動だけでは日頃の運動不足は解消されないからだ。強度の高い運動の一つであるランニングは今の季節は夜がおすすめである。