大人の時間割

日々是好日

TPOによるガジェットのベストな使い分け

 結論から言えば、家ではデスクトップPCとタブレット、外ではスマホとノートPC、或いはキンドルがベストだと思う。デスクトップは当然の事ながら、モバイル用途には適していない。しかし、その分ノートPCよりパワーがあるので、腰を据えて作業をしたり、ゲームをしたり、ネットサーフィンをしたり、色々な用途として使える。そのため、家ではデスクトップを使うのが理にかなっている。一方、動画再生等のインプットにはタブレットを家で使うのはよいと思う。タブレットは画面が小さいとあまり意味がないので、10インチ以上のものを使うとよいが、このサイズは重いのでやはり持ち歩くよりは家で使うのがベストだ。

 一方でスマホとノートPCはそれぞれ不得意な作業を補ってくれるし、持ち歩くにしても軽量な場合が多い。そのため外で作業するにはもってこいだと思う。がっつり読書したい場合はキンドル(ペーパーホワイト)も軽量なので持ち運べばよいだろう。

 どのガジェットにしろ一長一短があるが、基本的には異なる性質のマシンを重量を考えて持ち歩くのが合理的だと思う。

何でも記録をとる

何でも記録をとることは大事である。記録を取っておかないと、自分という人間がわからないし、反省もしないから何年も同じ生活を続けるということになりかねない。ただし、実際記録を取り続けるというのは難しい。

   記録をとるタイミングがわからないからだ。なので、最初は記録をとるタイミングなど考えず、ひたすら記録を取るしか無い。ただし、分野は絞るべきである。例えば、自分は重要なものを記録を取るようにしている。それはお金、時間、食べたものだ。言うまでもなく、お金と時間は希少資源である。そのため、使ったお金や時間は記録しておくと役に立つだろう。

 また、食べたものは健康を形作るものだから。感触も含めて、詳細を記録するべきだ。そうすれば、自分が何を食べる傾向が高く、不足している栄養素もわかるだろう。なお、筆者は活動量計を使っているので、運動量は自動的に記録されている。運動に関しては、活動量計使うのが記録が楽だろう。また、使ったお金も最近はマネーフォワードで記録できるが、こちらはログインがめんどくさくて、みる機会が減ってしまった。やはり、自分で記録することが大事だと思う。なお、記録はシンプルにメモアプリでいいと思う。その際、日本語入力にストレスの少ないATOKPADを使っている。

インプットとアウトプットのバランスを取る

 インプットとアウトプットのバランスを取ることは個人的に難しいと思う。しかし間違いなく言えるのは、どちらかに偏ると日常生活の生産性が下がることだ。

 インプットだけに偏っても、単なる頭でっかちであるし、かと言ってアウトプットだけに偏っても体系的な知識がないため、非効率なアウトプットに陥ってしまう可能性が高くなる。

 サラリーマンはどちらかというと、アウトプットに偏りがちになりやすいが、意識的にインプットの時間も設けておかないと、単に仕事を惰性でこなすだけのマシンになってしまう。

 そうはいっても、サラリーマンは時間がないからインプットの時間なんか持てないよ、という意見があるかもしれない。インプットは基本的に頭を使う作業ではないため、常に情報を浴びるぐらいの意識でいれば良いと思う。例えば、歩いているときはPODCASTを使い、耳から情報を仕入れる。スキマ時間はTwitterRSSリーダーで更新登録情報を追う、まとまった時間はkindleを使い、読書をすすめることが重要だ。

 読書については、体系的な知識が得られるのでスマホ全盛の現在では特に重要である。私は主に入浴の時間を読書にあてているが、1日の中で情報収集の時間をルーティン化しておくことがインプットを続けていくコツだと思う。

 なお1日の中でのアウトプットとインプットの切り替えは特に決めていないが、私の場合は飽きたら作業を切り替えている。例えば、読書に飽きたら、ブログを書くというように作業をインプット系とアウトプット系に分け、自分の飽き具合で作業を変えるのが理にかなっているように思う。

instagram検索は特定の分野は便利

 最近、instagramで検索をすることが増えた。instagramの検索は写真の検索なので、深い内容の検索というより、料理や、ファッション、旅行の場所を確認するという意味で使っている。

 文字と違い、画像の検索は直感的にすぐ判断出来る。そういう意味では、普通にGoogle検索を使うよりも効率が良いのではないかと思う。また、Google検索にはでてこないお店や場所が出て来るので、新しいものを掘り起こす検索としてもおすすめできる。Google検索は主にページランクによるアルゴリズムなので、検索すると出て来る店が固定化されているように感じる。そのため、ある意味でセレンデピティを求める人や、おしゃれな場所を検索するにはもってこいだと思う。

 私も最近は外食する機会が減ったため、新しい店舗を探すのに使う。また、女性が好む店は「#女子会」、「#ダイニングバー」等のキーワードで検索するとすぐにひっかかるので、そういう意味でも独身者はより便利な使い方ができるだろうと思う。

日本社会の変化

私個人はミニマリストを志向している。ミニマリストとは、必要最小限の物をもち、すっきりとした部屋を好む。すなわち、不必要な物を持たない人種のことであるが、ミニマリストは私だけでなく、社会的にもフューチャーされていることから一種のブームである、とも言える。

一方で、今の日本社会は人手不足により、コンビニやファミレスの深夜営業が中止になったり、自動運転車が開発され、あらゆるものが人を介さない自動化へと向かっている。もちろんそこには人々の生活を豊かにするため、自動化に向かっているという側面もあるが、根本的には日本人の欲望が少なくなってきていることが事の本質だと思う。すなわち、性欲が衰えることによる少子高齢化もあるかもしれないし、その結果需要が減少し、コンビニやファミレスは深夜に客を獲得することができなくなっている。また、今現在の日本人は糖質制限のように、ある意味で大量に糖質を含む食物を摂取しなくなり、健康志向も高まっている。そのため、以前よりも食欲が減っている可能性がある。何より、若者が少ない高齢化社会では、胃袋も昔に比べると減少しているだろう。

物があぶれてくると、そこでは物を獲得することの効用が下がるし、何より人間は選択肢があまりに多いと、疲弊してしまうという心理学の結果もある。そういった基本的な欲望の減少や、モノからコトへといった消費意欲の質の変化がゆっくりと進んでいるのが現在の日本なのだと思う。

空白は大事

 時間にしろ、空間にしろ空白は大事だと思う。時間的な余白は言うまでもない。スケジュールを詰め込みすぎると、予定をオーバーした時のリカバリーが効かないし、何よりスケジュールが埋まりすぎるとストレスも増える。

 空間的な空白が大事な理由は、人は多くのものに囲まれるとそれだけ脳のワーキングメモリを消費し、注意力が低下するからだ。職場でも雑然としたデスクで仕事をするより、片付いたデスクで仕事をする方が明らかに生産性が高いだろう。もう一つ重要なことは空白が少ない部屋は物が多いため、捜し物に費やす時間が長くなることだ。探し物にかかる時間は物の多さに比例すると思う。狭い家でも空白が多いと、広く見えるし、何より物の多さに伴うストレスが減るため、クオリティオブライフはまちがいなく高まる。

 空白を作るコツはまず複雑になっているところから空白を作ることだ。予定が集中している時間帯があればその中でやめても良いことを考えてみることだ。また、空間の余白を確保する場合もごちゃごちゃして、自分が嫌だと感じるスペースのものを選別し、できればその物は捨ててしまうことが望ましい。時間にしろ、空間にしろ、不要なものは捨てていくことが一番重要だと思う。

亜鉛を優先的に摂取

嗜好品としてのコーヒーやビール、チョコは好きだが、最近は摂取するのを少し控えている。理由は、ミネラルの一つである亜鉛の吸収を阻害するからだ。亜鉛が不足すると男性は特に活力が失われやすくなる。逆に亜鉛が充分に足りていると、仕事等に必要な判断力が高まるように思う。亜鉛はもともと吸収力の低い栄養素なので、摂取する時はビタミンCなど吸収を促進する栄養が必要だ。また、先程のように吸収を阻害するものを避けることだ。お菓子や、インスタント食品も極力避けたほうが良いと思う。食物からは牛肉や、貝類を摂取すると特に効果が高いように思う。これらは亜鉛だけでなく、他のミネラル成分が含まれており、それが体機能の回復に効果が有るように思うからだ。最近はサプリで摂取することもある。忙しい平日は肉を食べる時間もないし、料理する手間も省けるからだ。疲労感のある人は亜鉛の摂取を最優先すると、回復が早いのでおすすめである。