大人の時間割

日々是好日

空白は大事

 時間にしろ、空間にしろ空白は大事だと思う。時間的な余白は言うまでもない。スケジュールを詰め込みすぎると、予定をオーバーした時のリカバリーが効かないし、何よりスケジュールが埋まりすぎるとストレスも増える。

 空間的な空白が大事な理由は、人は多くのものに囲まれるとそれだけ脳のワーキングメモリを消費し、注意力が低下するからだ。職場でも雑然としたデスクで仕事をするより、片付いたデスクで仕事をする方が明らかに生産性が高いだろう。もう一つ重要なことは空白が少ない部屋は物が多いため、捜し物に費やす時間が長くなることだ。探し物にかかる時間は物の多さに比例すると思う。狭い家でも空白が多いと、広く見えるし、何より物の多さに伴うストレスが減るため、クオリティオブライフはまちがいなく高まる。

 空白を作るコツはまず複雑になっているところから空白を作ることだ。予定が集中している時間帯があればその中でやめても良いことを考えてみることだ。また、空間の余白を確保する場合もごちゃごちゃして、自分が嫌だと感じるスペースのものを選別し、できればその物は捨ててしまうことが望ましい。時間にしろ、空間にしろ、不要なものは捨てていくことが一番重要だと思う。

亜鉛を優先的に摂取

嗜好品としてのコーヒーやビール、チョコは好きだが、最近は摂取するのを少し控えている。理由は、ミネラルの一つである亜鉛の吸収を阻害するからだ。亜鉛が不足すると男性は特に活力が失われやすくなる。逆に亜鉛が充分に足りていると、仕事等に必要な判断力が高まるように思う。亜鉛はもともと吸収力の低い栄養素なので、摂取する時はビタミンCなど吸収を促進する栄養が必要だ。また、先程のように吸収を阻害するものを避けることだ。お菓子や、インスタント食品も極力避けたほうが良いと思う。食物からは牛肉や、貝類を摂取すると特に効果が高いように思う。これらは亜鉛だけでなく、他のミネラル成分が含まれており、それが体機能の回復に効果が有るように思うからだ。最近はサプリで摂取することもある。忙しい平日は肉を食べる時間もないし、料理する手間も省けるからだ。疲労感のある人は亜鉛の摂取を最優先すると、回復が早いのでおすすめである。

夜はサングラスをかける

最近、夜になるとサングラスをかけている。夜にサングラスをかけるとメリットが有る。それは、スマホやモニターのブルーライトをカット出来ることだ。ブルーライトをカットするとそれだけで生活のクオリティを上げることが出来る。すなわち、早く眠くなったり、ブルーライトによる目の疲れを軽減したり、体内リズムの乱れを防ぐことが出来るからだ。ブルーライトカットメガネなどもあるが、あれはそもそもブルーライトカット率がそんなに高くないので、やはり使っていると疲労感を感じてしまう。その点、サングラスはブルーライトカット率が高いため、より効果的である。私は家ではメガネをかけているため、眼鏡の上からかけられる、サングラスを使うと良いだろう。睡眠の質が悪いと感じる方は試してみる価値はあると思う。

IT機器の使い分け

皆さんの中にはガジェットは何に使うべきかわからない、という人もいるだろう。ガジェットは欲しいと思った時点で、自分なりの使い方がそれぞれあるだろうと思うが、ここでは個人的によいと思った使い方を記しておく。

まず、スマホは電話、LINE等、人と連絡を取る手段として使っている。そして、簡易的なメモや、簡易的な情報収集、例えばFeedlysmartnewsで見出しをチェックしたり、といった用途だ。基本的にスマホは小さく、軽いので、荷物としては最適である。その分、画面が小さかったり、PCに比べると性能が落ちたりするため、本格的に何かをするには向いてないとも思う。

次にタブレットだが、タブレットは画面がそこそこ大きいため、動画を見るのに向いていると思う。そのため、各種動画をダウンロードしたり、PDFを見たりとビューアとして使うのが最適だ。他にも電子書籍や電子版の雑誌を見るのにも向いている。しかし、文章を書いたり、プレゼンをしたり、計算をしたり、といった用途は向いていないと思う。タブレットはタッチ操作がメインのため、そういったキーボードを要する作業は向いていない。あくまでゲームや、ビューアとしてのエンタメマシンであると思う。

最後にPCだが、PCはあらゆることができるオールラウンドプレーヤーだ。動画を見たり、文書作成したり、表計算をさせたり、ゲームをすることも出来る。ただし、オールラウンドであるがゆえに、使い勝手は他の機器に比べると悪いことが多い。但し、処理性能は他のものに比べると高いことが多い。高度な処理を要するものや、仕事での用途に向いていると言えるし、アウトプットを生み出すにはPCが最適であろう。

基本的には全て持っておくと、他の機器の弱点をカバーでき、より生産的な使い方ができるので、経済的に余裕のある方はやすいものやすいものでいいので、一通りそろえておくことをおすすめします。

一日二食で充分

最近、残業で忙しいこともあるが、晩御飯は食べないことが多い。もちろん、食べられるときには食べるが、夜遅くに食べると胃にもたれるし、睡眠の質も悪くなる。そのため、夜は抜くことが多いのだ。腹が減って集中できないのでは?と思われることもあるが、一応、野菜ジュースか豆乳は飲むので、そこまで空腹感は無い。ちなみに断食施設では酵素ドリンクといった野菜ジュースを飲むのでこれに近いのかもしれない。いずれにしろ一食か二食でも食事を減らすと、炊事や料理の時間の短縮にもなるし、食べることによる消化器官への負担や、眠気を抑えることができるのでおすすめだ。また、科学的には摂取カロリーを減らすと長寿遺伝子が活性化するとも言われている。あえてカロリーを制限することにも意味があるのだ。ちなみに、仕事中等忙しい時に食べる食事はあまり楽しむ食事とはいえず、義務的に空腹感を紛らわせるものに近い。であれば、必要最低限のカロリー摂取と栄養補給にとどめ、楽しむための食事と区別した方が良い。エンタメとしての食事と生命維持のための食事は別物と割り切る方が賢いと思う。楽しむための食事は何を食べても良い、とする方が毎食、健康のためと思って食べたくないものを食べるよりもいいと思う。

在庫は持つな

仕事にしろ、プライベートにしろ在庫はあまり持たないほうが良いと思う。まず第一に保管コストがかかる。物が増えるということはそれだけスペースを要する。狭い日本でこういった場所のコストは高くつくのだ。もう一つは物が増えるとどうしても目的のものがさがしずらくなり、その分、無駄に時間を浪費することになる。そういった意味でも無駄なものはできるだけ排除するのが良い。在庫を持たない工夫としては、普段から安いから買う、という姿勢ではなく、必要なものを買う意識が大事である。また、できるだけ残らないものを買うのも良いだろう。例えば、食事や消耗品など使えばなくなるものにお金をかける、あるいは様々な体験にお金をかけつ、などだ。家電やゲームも厳選して購入し、ある程度使い終わったらすぐに売ってしまうのも手だ。自分に必要なものが多すぎると感じるときは、物の消化が追いついていない状態である。これはいわば、消化不良の状態であるので、一時的に消費をやめてしまうのも一つの考え方だろうと思う。

静かな時間を確保しよう

職場での仕事がはかどらない原因の一つは職場がうるさいことにあると思う。繁忙期に土日に仕事に出てみたことがあるが、その時間帯は非常に集中して仕事ができた。平日の仕事は電話や、部下の質問で集中力が奪われる。また、余計な私語を喋る人もいるので、当然ながら注意力も削がれる。そういう意味では、現代人はスマホでの情報洪水に加え、職場でのノイズや家庭でのノイズとも戦わなくてはならない。休日はそういう意味でも自然の多い静かな場所に行くことがリフレッシュにつながるのではないかと思う。もしくは、都会でも図書館や漫画喫茶など、比較的静かな空間がある。そういったところで自分の思考を整理する時間を確保したり、仕事をすすめることは生きていく上でのクオリティを上げることが出来ると思う。寝るときも、耳栓をし、しっかり静音を確保することも大事だ。もちろん、自分も家族や職場の人を思いやり、できるだけ静かに過ごす時間を提供することも必要だろう。