賢人日記

日常をゆるく賢く切り取っていきます

ガリア戦記を読んだ

 ガリア戦記を読んだ。この本はカエサルのガリア遠征を綴った記録であるが、客観的かつ平易な文体で書かれており、およそ2000年前に書かれた書物とは思えないほどわかりやすい書物である。カエサルは軍司令官としても優秀ではあるが、この書物を書いた事からもわかるように優秀な著述家であることもまちがいないだろう。基本的にはどこをこういう風に攻めた、この民族はこのような特徴を持っている、という事を延々と書きつられねている。面白いと思ったのはカエサルが各民族の特徴やガリアの地形、天候などをうまく使い、敵を攻略している部分である。横山光輝三国志を読んでいるかのようにリアルな戦闘場面を描いており、私のような軍事マニアでなくても、歴史に興味がある人なら楽しめるだろう。また、古代ローマの様子も随所にちりばめられている。そのため教養書として読む事もおすすめである。