大人の時間割

日々是好日

可処分時間が少ないことが問題

  現代人は常にネットに接続している状態だ、そんな状態では、まともに物事を考えたり、旅行に行ったりすることは難しい。コンテンツにアクセスできる環境は整ってきているが、それを使う時間が現代は減ってきている。スマホの通知は作業を細切れにさせるし、ネットフリックスを契約していても、膨大なコンテンツを消費することは難しいだろう。

 一方既存のメディアであるテレビも時間を侵食する一方だ。SNSは絶え間なく世界中の人と接続を容易にした一方で、常に連絡が取れる体制や人数の増加が個人の時間を侵食してきている。つまり、ネットで効率化できている一方でそれに伴い消費する時間が増えている、むしろ消費の時間が多い可能性すらある。

 可処分時間を確保するには、一定、時間を浪費するものから距離を置く必要もあるだろう。つまりいいとこ取りをするのだ。ネットの便利さを享受しつつも、時間を浪費しない方法を考えながら人生を過ごすことが大事だと思う。