大人の時間割

日々是好日

マイナス金利時代の財テク

 マイナス金利は銀行の当座預金にマイナスの利息がかかる、すなわち口座維持手数料を市中銀行が日銀に支払う制度だ。この影響により、一部の銀行では、定期預金や普通預金の利率が下がり、我々のような一般の預金者が恩恵を得られない状況が続いている。(多くは0.02%程度の金利である)しかし、こんな低金利でも安定した利率を出し続けている制度がある。それは各種ポイントカード、そしてクレジットカードである。この2つは平均して1%程度、組み合わせると2~3%程度のポイントバックが得られる。つまり、無理して投信や株で利益を出し続けようとしなくても、安定した利回りが期待できるのだ。

 こういった制度は案外、お金を持っていない人ほど詳しくなかったりするが、制度自体を知っておくと色々有利な事になる。我々庶民はこういった労せずして、収益をあげられる仕組みを作ることが大事なのである。