大人の時間割

日々是好日

途中下車は疲れる

 買い物でも旅でもそうだがシームレスな環境は基本的に素晴らしいと思う。新幹線に乗っていると例え、すぐそこの駅構内に降りるのすら面倒に感じる事がある。これは、乗降の作業が無意識に負担に感じるということだろう。買い物に行くにしても、一箇所で終わる場合は、それほど疲労感を感じないが、何箇所かに分けて行くとかなりの疲労感に襲われるし、時間効率が悪いように感じてしまう。旅行に行っても何箇所も駆け足で回るよりは、1箇所か2箇所に留まる方がゆっくり楽しめる事が多い。

 そういう意味でも移動する際は目的をしぼり、できるだけ途中下車の少ないことは大事だと思う。下車を避けるには、できるだけ移動しなくてもすむ仕組みを構築することだ。例えば、ドライブ中の食事はできるだけ一箇所で購入しておく。あるいは、1箇所ですませるようにしたり、新幹線等は車内で購入することだ。また、買い物も一箇所で済む場所に行くのも良いだろう。ホームセンターに行って、スーパーに行ってというのは非効率である。また、ネットを活用してネットで済むものはネットで完結させるのもよい。生協の宅配や、ネットスーパー、amazonを利用するのも悪くない。どうしてもネットで買えないものだけ買うようにすれば、買い物の頻度が減り、その分時間の節約につながる。日常生活のスイッチングコストは積み重なると膨大な時間浪費につながるので気をつけたい。