大人の時間割

日々是好日

忙しいときに自分を見失わない方法

電通の社員が自殺したこともあり、最近また一段とブラック企業に対する風あたりが強くなってきている。確かに忙しさ、というより肉体と精神の疲労は人間の正常な判断に支障をきたす。では、忙しいときにどうすれば自分を見失わないのだろうか。一つは抽象的なアドバイスになるが、できるだけ疲労そのものを抑える工夫をすることだ。そのためには、日頃何に時間がかかっているか振り返る習慣が大事だ。例えば、無意味に長い通勤時間になっているのであれば、引っ越しも検討、あるいは通勤手段、通勤方法を変えてみるのも一つの手だ。あるいは栄養バランスに気をつける、もしくは食べるものや、食べる時間帯、お風呂等の疲労回復の時間帯を設けているか?、PCのスキルが原因で残業しているなら、プログラミングを勉強する、といったことだ。また、顧客対応に時間がかかるなら、それを論破するだけの根拠や知識を身に着けておくと、余計なコミュニケーションから解放されるだろう。また、捜し物や検索に時間がかかるのなら、日頃からできるだけ物をすぐに見つけられるよう整理するべきである。そういった一つ一つの因子を毎日つぶしていくことが疲労を少なくするコツである。疲労は人間の正常な判断力を奪うので、できるだけ取り除く意識を持つことは大事である。ただし、運動は必要な疲労なので、毎日一定は体をうゴカすべきだ。そのためには、活動量計を用い、日頃から最低限の運動量を日常の動きで増やす工夫をすることも大事である。