大人の時間割

日々是好日

無駄を省く

当たり前だが仕事でも、プライベートでも無駄を省く意識は大事である。しかし、人間忙しい時は惰性になり、無駄を省くという意識がなくなり、今目の前にある作業を消化することに意識が集中してしまう。そのため、忙しい時でもそういった目的意識を持ち続けるとともに、忙しくない時にはそういった改善を続けていくことが大事だ。具体的には、日々記録する習慣を薦めたい。自分が今、行っている作業を記録することで、作業を客観的に俯瞰できる。さらによいのはそれらの工程を可能な限り、分解することである。極限まで分解することで、作業の無駄を発見しやすくなる。また、抽象的なことでも、可視化したり、数値化(データ化)することも無駄を発見するのに良いだろう。こういった手法は医師が健康診断の数値から、体の変異や不調を読み取ることに似ている。すなわち、自分自身が自分をモニターし、日頃からの無駄を削ぎ落とし、改善につなげていくことが大事だと思う。