大人の時間割

日々是好日

私が睡眠を重視する理由

 私は日頃、8時間近く睡眠を取るよう心懸けている。食事、運動、睡眠の中では一番睡眠時間を重要視しているからだ。睡眠は生活で一番重要なものでもあるからだ。例えば、食事は(水分をとっていれば)全く取らなくても、1ヶ月は生き延びることができる。また、運動も多少行わなくても相当期間生きる事ができる。だが、睡眠は一週間程度取らないと生命の危険が生じる。睡眠は毎日コンスタントに取らないと、あまりにダメージが大きい。

 そのため、睡眠は一番人生で時間を掛けるべきものだ。仮に睡眠時間を十分に取れない生活を送っているなら、他の時間を削ってでも確保したほうがいい。寝ている間は消化が鈍るので、食事を抜いてもいいと思う。または娯楽の時間を削って早く寝るなどの工夫が大事だ。いずれにしろ、意識的に時間を確保することが大事だと思う。

良い習慣は記録すること

 過去の自分を振り返り、良い習慣を記録しておくことは大事である。人間の生活習慣は割とブレやすい。それは良くも悪くも、新しいことを始めてみたり、生活リズムが狂ったりと一定では無いことが原因である。良い方向に回っていればいいが、そうでない時、例えばスランプに陥った時等は、良い習慣を思い出すと軌道修正できるからだ。

 生きていると、何故か物事がうまくいったりする時期がある。理由はわからなくても、そういう時期に行っていたことは、合理的な事が多い。調子の悪い時は、新しいことを無理にするのではなく、調子が良かった頃を思い出して、その頃の生活習慣に戻してみるとうまくいくことが多い。そのためには、日頃から生活習慣をメモしておくといい。朝、何をしていたかとか、休日はどのように過ごしていたか等細かく記録しておいた方がいい。

 私はしばらく睡眠リズムが狂った時期があった。そこで過去に朝の散歩をしていたことを思い出し、それを再開したことで睡眠のリズムが整うようになった。また、深夜にゲームをするのではなく、英単語を覚えることで(これも過去の習慣)寝付きも良くなった。それらは全て自分が調子のいい時に行っていた行動である。無理に過去の自分に戻る必要はないが、調子のいい時こそその習慣を記録することが大事だと思う。

栄養学の本は読んでおいたほうがいい

 栄養学の本は読んでおいた方がいい。日々の食事で何の栄養が不足しているか把握しやすいし、何を日頃から食べるべきか、何を買うべきか、といったことが分かる。例えば、日本人はカルシウムが不足しやすい。そのため、何にどのくらいのカルシウムが含まれているか、という知識を持っておけば、買い物の時にそれらを多めに買ったりできる。ちなみに、カルシウムの例で言えば干しエビが含有量が多いので、スーパーに行った時は大体買うようにしている。

 カルシウムにしろ、ビタミンにしろ、亜鉛にしろ含有量の多い食品を買うというのがポイントだ。含有量の多い食品を知っておくと、少量でも栄養を効率的に取ることができる。ビタミンAならレバー、タンパク質なら鶏胸肉、ビタミンCならカラーピーマンなど、各栄養素でこれ、という商品を決めておくと買い物も楽である。

 こういった情報は、栄養学の本に書いてある。そのため、いつでも見れるよう手元に持っておくことは大事だと思う。

医師は優秀

 病院にいくたび思うが、やはり医師は優秀だと思う。日本では東大にいかず、医大にいく人もいるくらいだから元々のスペックはかなり高いものがある。体の不調を見抜き、それに応じた対応策を仮設をもとに進めるという意味では、医師はもはや病気を対象にした探偵さながらである。医師は最新の科学的知見を我々に提供してくれると言う意味では、話をしていて非常に面白い。科学オタクの自分としては、自分の仮設と医師の見解が一致した時は非常に嬉しかったりする。

 最近、著名人が癌にかかり、民間療法を選択したりしているが、全く馬鹿げていると思う。民間療法で癌が治るなら、病院は必要ないではないか、と思う。とはいえ、医師も人間なのでミスはすると思うが、統計的な確率論で言って、病院でミスを受ける確率と民間療法で病気が悪化する確率とを比較考量したら、病院の方が明らかに安全ではないかと思う。そういう意味では、私は割と病院は信用しているし、医師は優秀だと思う。

0円で生きる

 生活水準をあげないことは重要だ。収入に応じて生活水準を上げてしまうと、まちがいなくお金を貯めることはできない。貯蓄がないということは、不測の事態に対処できないということだから、生活への不安が起きてしまう。将来への不安は結構ストレスだから、そういう意味では貯蓄はある意味で精神安定剤と同義である。

 となると、生活水準をあげないためにはどうすればいいか。一つは、できるだけ0円でやるよう心懸ける事だ。映画はテレビ放送のものをみたり、ゲームは課金しないでアプリ等を利用する。本は図書館で読めばいいし、筋トレは自重でやればいい。野菜もできれば、自分で栽培してみると、食費も節約できる。どうしても買わなければいけないものだけ、買うようにすれば生活水準はそんなに上がらないと思う。

 もう一つは自分の若い時を思い出すことだ。学生時代はお金がないから、そういう意味では一番真似しやすい。自分の学生時代を思い出して、同じように生活すればそんなにお金はかからない。社会人になると、無意識に飲み会や、旅行が増えてしまうので、そういう意味では自分の若い時の生活水準を維持することは大事だと思う。

教養とは

 世の中には直接役に立つ知識とそうでない知識がある。直接役に立たない知識とはすなわち今すぐ必要でない知識のことだが、そういった知識はすなわち教養と言われるものだと思う。例えば、銀行員が古代ギリシヤの芸術作品について知っていても業務に特別活かされるわけではない。また、動物園の職員が哲学の理論を知っていても役に立つことは少ないかもしれない。

 しかし、そういった教養と言われる知識を知っておくことは大事だと思う。何故なら、人生で役に立つ知識は常に役に立つとは限らないからだ。言い換えると、役に立つ知識は時とともに役に立たなくなることもあり、役に立たない知識が必要になる場面があるからだ。なので、幅広い知識を持っていると物事の問題解決には役に立つし、知っていることが増えると人生は興味の幅が広がる。そういった意味でもサラリーマンは時間がある時には、エンタメに時間を使いすぎず、業務以外の知識も取り入れた方が人生は豊かになると思う。

幸福度を高める工夫

 最近もっぱら幸福に関する本を読んでいたのでメモ。エリザベス・ダンとか、前野さんの本を中心に読みました。

 

・物より経験を買う方が幸福度が高まる(旅行、レジャー、ジムの会員権等)

・他人に寄付、投資すると幸福度が高まる

・TV等のスクリーン上の行動は幸福度を下げる

・運動や人との関わりが増える活動は幸福度を上げる

・お金持ちは小さな幸せを味わえなくなる

・マイホームはそれほど幸福感をもたらさない

・時間を買うことは幸福感につながる(車通勤より電車通勤)

・子供を持つことは必ずしも幸福感の上昇につながらない

・制限されると幸福感につながる。つまりご褒美を多くしすぎない

シンプルライフを実践している人は幸福度が高い

 

こう見てみると、体を動かし、人に合う人ほど幸福感が高いのでは?と思いますね。また、他人に親切で質素な生活をおくることも幸福度上昇の鍵かもしれません。