大人の時間割

日々是好日

質のよい睡眠

 まず1つはブルーライトをカットすることだ。寝る前1時間ぐらいはTV、スマホブルーライトを発するものを避けることだ。そのためには寝る前に何をするか決めておくと良い。1日を振り返ったり、家事をしたり、キンドルペーパーホワイトで読書をしたりだ。私は読書に使っている。紙の本やキンドルで読書をしている。次に、大事なのはできるだけ22時までに寝ること。22時〜2時の間は成長ホルモンが出やすい。そのため質の高い睡眠をとることができる。そのためできるだけその時間までに床に入る工夫が大事だ。もう一つはfitbit等の睡眠計を使うこと。どういう時に睡眠の質が高くなるか、よくなるか計測することが大事である。筆者の場合、お酒を飲んだ日は小刻みに目覚め、睡眠の質が悪くなることが多い。そのため、できるだけ悪い習慣を取り除くようにしている。以上を自分なりに組み合わせてみると良いだろう。

判断に迷ったら

 基本的には、判断に迷ったら長期的に役に立つものを選択することが多い。短期的に役に立つものはそれだけすぐに陳腐化することが多いと思う。

 最近思うのは外食とかニュースは役に立たないのではないかと思う。外食ではしょせん調理スキルが身につかないし、栄養バランスも偏る。また、ニュースは基本的に即時的なものであるので、それが長期に役に立つか、と言われればそうは言えないと思う。ただし、記事を深く分析したものは長期的にはその人の判断材料になると思うので、役に立つと思う。同じような理由で読書は長期的に蓄積していくものなので役に立つと思う。最も読書は体系的に書かれている物なので、より情報として蓄積しやすいものであるからだ。そういう意味では蓄積していくものは長期的に役に立つものになりやすい。ブログもある程度、蓄積すればアクセスを生み、それが資産になりうる。筋トレも長い目で見れば年を取ったときの体という資産になるので基本的に続けるべきだ。

 人生においては時間が限られているので、いかに長期的にメリットをもたらすことに時間をあてることが重要になってくると思う。

科学的にPDCAをまわす

 毎日、今日やったことを反省する、すなわちPDCAをまわすことは重要だが、やり方はあくまでも科学的にやるべきだ。精神論でただ明日からがんばります、というのでは全く効果が無いと思う。やるなら、定量化し、結果を測定し、少しでも科学的に改善するべきである。

 初めてフルマラソンを走るという人なら、練習時のタイムを計測し、周りの湿度や温度、天気も考慮にいれ、更に何日休むべきか、何を食べると持久力の維持につながるか、等細部まで科学的に情報を収集しながら練習するべきだ。

 仕事に関しても、残業を減らすためにマクロでやるべきことはマクロで自動化し、コミュニケーションも極力集中を阻害しない、IMを使ったり、ヂュアルモニターを使い、作業の切り替え時間を減らすなど、細部まで科学的につめて仕事を行うべきだと思う。

 そういった素養や考え方は一朝一夕にはつかないと思う。日頃から科学読み物やTVを見たりして、理数的なリテラシーを身に着けていくべきだと思う。

外食のメリットってなくね?

 世の中にはおいしいものを外で食べることを趣味にしている人がいる。しかし、外食がそんなに良いものだろうか?デメリットの一つは外食はコストがすごくかかることだ。自分で作れば200円くらいのものが800円とかで売られていたりする。特にラーメン等の麺類はそれを感じる。

 2つ目は。栄養バランスが悪いことだ。外食にも野菜は盛り付けられているが、基本的にはメインとなる程の量でもないし、しかもレタスやきゅうり等抗酸化作用の低い、いわゆる低栄養な野菜が添えられている。サラダバーに行けば、大量に食べられるかもしれないが、それらは消毒剤まみれの野菜であるし、同じくらいの値段をだせば家でも大量に野菜を食べられる。しかも、外食は塩分や油分等味重視で、栄養は二の次だ。

 3つ目は、時間的なコストはあまり変わらないということだ。食堂の近くにでも住んでいない限り、食べに行くのは往復の時間もかかるし、レジ待ち等の時間もかかる。その時間があれば、家で調理する時間ぐらいは確保出来るだろう。食器洗いがめんどくさくても、家に食器洗い機を導入すればそれほど自炊にかかる時間は変わらないのではとも思う。

 こう考えると、わざわざ出かけてお金と時間と健康を害する必要はないのではないかと思う。

風邪をひく確率を低くする

 以前と比べて風邪をひきにくくなった。生活習慣を変えたのが原因だと思う。

・週に2回ほど10kmほど走るようになった

・肉より野菜、果物、豆中心の食生活をおくるようになった

・手をよく洗うようになった

活動量計で睡眠時間を把握し、以前より睡眠時間を意識して取るようになった

 

ありきたりだがこの辺が原因だと思う。週に何回か走る人は、上気道感染症にかかるリスクが低いと言われている。また、野菜は抗酸化物質を含み、それが免疫力の向上につながっているのではないかと思う。また、多くのウイルスの感染ルートは手なので、頻繁に洗うことはリスク低減につながる。睡眠時間の量は免疫力の向上と比例する。なので、意識して取ることは重要である。この4つをクリアできていると、風邪だけでなく、インフルエンザ等の他の感染症のリスクも下げられると思う。

火を使わない料理をすると家事が楽

 調理に火を使うと家事が結構面倒くさい事に気づいた。まずほったらかしにできない。常に脳のワーキングメモリを消費している感覚がある。次に、ガス代が結構掛かる。我が家はプロパンガスなのでなおさら高く感じる。その点、電子レンジはタイマーがあるので、火の心配はほぼ不要であるし、電気オーブンを使えば野菜の火入れも可能だ。電気代は東日本大震災で上がったとはいえ、ガス代等他の燃料に比べると格段にコストが安い。

 また、火を使った料理はたいがい油を使うので調理後の後片付けもめんどくさい。油汚れは通常の洗浄の3倍は時間がかかると思った方がいい。そういう意味でも普段の生活でガスを使わないというのは家事において重要なポイントである。

量ではなく質

 人生は短い。時間という資源の制約がある以上、人間は時間を短縮できる、あるいは同じ投下時間に対して、より得られることが多い質の高いものに時間を投下するべきだと思う。

 最近はニュース等もネットでただで見られるが、そのことが本当に意味のある作業なのかどうか考えてみた方がいいと思う。質の低いニュースをダラダラ見るより、情報の質が高く、量も適正なForesight等のニュースサイトを購読する方がよいかもしれない。レベルの低い民放を見るより、Netflix等で質の高いドキュメンタリーを見る方が良いかもしれない。質の低い本を自分で選んで読むより、HONZ等のサイトでキュレーションされた本を選んで読む方が時間の短縮、満足度が高いかもしれない。海外でいきあたりばったりでホテルに入る、観光を楽しむよりはミシュランガイドから選ぶ方が良いかもしれない。

 そういう意味では良質なキュレーションにお金をかけることは非常に大事であると思うし、そこはお金を惜しむポイントではないとは思う。