大人の時間割

日々是好日

退屈の解消

 コロナになってから退屈さを感じることが増えた。一番の原因はステイホームや飲み会自粛などで外部からの刺激が減ったからだろう。家だけでできることは限界もあるが、退屈を感じたときは創作をするのがよいかもしれないと最近は感じている。創作だとあまりお金もかからないし、自分と向き合える。コロナで人との付き合いは減ったが、その分自分と向き合うことをすればいいと思う。創作活動を行っていると自分が作りたいものや価値を感じているものがぼんやりと見えてくることも多い。そこには自分の深層心理が見えてくることもあるはずだ。自分と向き合うということは外部の刺激の多い2019以前の世界ではなかなかできないことだ。コロナ禍を前向きに乗り切るには退屈の解消というのが一つのキーワードでないかと感じている。

書見台はクソ便利

 最近買ってよかったものの1つに書見台がある。書見台とは本を読んだりするときに自立させるものだが、これを使い始めてから劇的に本を読む時間が増えた。また、姿勢もよくなるし、両手が使えるようになるので非常に使い勝手もいい。筆者は読書時だけでなく、スマホやPC置き場としても活用している。また、木製のものを購入したが、木製のものだと気のせいかリラックスもできているように思う。また買ってからは本を持つということがいかにストレスのかかっていた作業だと再認識した。最近はミニマリスト的な思考から物を買う習慣が減っていたが、こういう生活を便利にするものは時々買って既存の持ち物と入れ替えていくことは大事だと痛感した。

自分を見失うとき

 ストレスにさらされたり、何かに没頭しているとき、人は我を見失うことが多い。逆に他人がやっていることは冷静に忠告できたり、笑えたりする。人は感情的な負荷が自身に大きくかかると良い意味でも悪い意味でも我を失ってしまうと思う。そういうときは立ち止まるのが一番だ。例えば瞑想をする、何もせずぼーっとする等だ。人は何かをしていないときは目の前にあることに反応するのではなく、頭の中で考える。そうすると感情よりも自分の内省を行うことが多いと思う。内省が行われていれば冷静になるので、我を見失わず、第三者の視点で物事を見ることが可能となる。脳科学的にもぼーっとすることの重要性を書いた書籍はある。あながち嘘ではないのだ。だから忙しいときなどは必ず何もしない時間を作るべきである。そうしないとただタスクをこなしているマシンとなっていまい、それはコンピュータと何ら違いが生み出せない。人間は立ち止まって考えるからこそ人間なのだから。

ルーティンだけでもだめ

 ここ1年ほどvlogを見ていた影響もあってか私生活はほぼルーティン化していた。しかし、高校生時代の勉強と一緒だが、ルーティン化してもしっくりこない日が何日かあった。それは体調や気分の問題もあるが、どうしてもそのルーティンをやりたくないという日だった。つまりルーティンに飽きが生じていたのではないかと思う。

 忙しいときはルーティン化したほうが効率的だ。特に平日はやることを固定化しておいたほうがうまく回っていたように思う。しかし、休日までルーティン化したのは間違いだった。休日はその時の気分でやりたいことをやった方がうまくいっている気がした。また、ルーティン化するとどうも同じことの繰り返しで新しいことを思いつかないような気もした。つまり思考のステレオタイプ化が起きているような気もしていた。ルーティンと習慣を崩す作業は矛盾しているが、その両方をやることが日常生活を送る上で中庸を保っているような気がする。

人生では一発逆転を狙わないほうがいい

 タイトルどおりだが、人生では往々にして一発逆転を狙う人がいる。お金に困った人がビットコインに全財産をかけたり、仕事に嫌気が指して突然退職し、高年収な職業を狙うが就職できないといった状況だ。しかし、行動経済学では一般的に人はマイナスの状況であればリスクを選好することが多いとされている。確率論で言えば、手元のビットコイン1万円が100万円に化けたりする可能性も0ではないだろう。しかし、成功する確率はとんでもなく低いものに人は賭けようとする。これは人間の特性上、避けられないかもしれないが、そういう傾向があるということは覚えておいたほうが人生の損失を減らすことができると思う。苦しいときほど堅実にがんばるのはあほらしいと考えになるかもしれないが、人生では堅実に続けたほうが長い目でみて成功するというパターンもある。そのため一発逆転を狙う人生は避けるべきではないかと思う。

節約生活の継続の秘訣

 節約生活の継続の仕方は色々あると思うが、一番は自分の無理のない範囲がどこなのかを探りながらやることが重要だと思う。人によってはひどくストレスに感じるかもしれないし、いやこれってまだ行けるんじゃね?と思うときもある。そのラインは正直言って人それぞれだと思うし、やりすぎると節約は継続しないことが多い。そのため、日頃から自分の限界を確かめることが重要だ。また、何をしていいかわからないという人は節約のモデルを作り、一旦それを完コピしてみるといい。この部分はまねできるなとか、これはさすがに無理だ、と感じることがあると思う。節約もまずは人まねから入るとやりやすい。最近の有名人だと厚切りジェイソンひろゆき氏が参考になると思う。そういったモデルを参考に自分の生活のレベルをどこまで落とせるかを試すことはある意味で楽しい。無理なら戻せばいいし、1つでも継続できるならそれを継続するだけで資産は少しずつ増えていくだろう。

やる気とは

 やる気とは維持が難しい。それは日々のコンディションに左右されるものだからだ。私は睡眠が十分に取れていない日や、土曜の朝(仕事の疲れが溜まっているとき)はやる気が出ないことが多い。基本的にやる気とは体調に左右されるものだと思う。そのため普段から意識的にコンディションを整えることは大事だ。また、いつもと違うことをするとリズムが狂ってやる気が起きないことも多いので、休日も平日と同じように過ごすことも大事だ。特に金曜の夜は羽目をはずしやすいので、ルーティン通り寝て、土曜の朝もいつもどおり過ごすことが大事だと思う。いずれにせよやる気とは維持が難しい。自分がモチベーションを保つ方法をいつも用意しておくことは大事だと思う。